巻頭言

2018.04.01
巻頭言

2018/4/1 ベスト4月号 巻頭言を掲載しました

現場に寄り添う刷新
~徹底的効率受験~

株式会社日本公法 代表取締役社長
麗澤大学名誉教授
元中国管区警察局長
元警察庁教養課長
元警察大学校教官教養部専門講師
大貫 啓行

今回、多忙な現場の警察官の声に徹底的に応える刷新を断行しました。

自信を持って、新しいBEST・公研、心を込めてお届けします。

最大のポイントは、ポケットサイズ化にこだわったこと。

ポケットに入れて持ち歩き、いつでもどこでも、“ちょっと見る”ことのできるコンパクト・サイズにすることが最大の決断でした。ちょっとのタイミングや隙間時間を活かしたいという声を優先しました。通勤途中、待機時間を活かしたい・・・。という要望が強かったからです。

同時に、身近に持ち歩くことが合格への近道だという確信があるからでした。

もっとも、ポケットサイズにしても合格に必要なレベルは外せない。その両立をかなえることが絶対的な前提でした。社内スタッフ間で、様々な議論がありました。そして、長年の出題分析を踏まえ様々な試行錯誤を経て、ポケットサイズでやれるという自信を持っての刷新とすることができました。

その際、勉強時間の短縮を念頭に置きました。警察官の現場は、とにかく忙しい。じっくり勉強しようにも、なかなか思うように時間が取れないのが現実です。そんな声に応えようとしました。短時間学習であってもポイントは外さない。

同時に、徹底して「昇任試験合格の為に」というスタンスにこだわりました。「俺の刑法」「私の刑訴法」に続く第三弾、「我らの憲法」。絶賛シリーズでついに憲法がスタートします。

一番心掛けたのは、最短期間で昇任試験に合格するために、どこに重点を置き、どこを省くのか?とかく手薄になりがちな憲法を、ここだけはおさえるという最小限の労力で最大限の効果を実現することです。

徹底した絞り込みから、効率のいい受験準備が可能になるのです。その際に大切なのは、自信を持つことです。それはポケットに入れて持ち歩くことで、繰り返し、繰り返し、徹底してみてください。

自分の血とし肉とすることが、合格への最短の道。まずは皆さんのポケットになじむことから始まります。私の一部になった・・・その実感が持てることになれば合格間違いなしです。とにかく、ポケットに入れて擦り切れるまで出し入れしてください。

自信を持ってわがものにすることを目指してください。

本誌スタッフが自信を持ってお届けします。本誌読者の皆さんの大願成就を祈っています。

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